2005年11月16日

舞台はあるソフトウェア会社。
チームミーティングでこんな会話が行われていた。

 A「Bさん、相談があるんですけど…」
 B「なんだい?」
 A「お客さんから新しい要望がでてきそうなんですが、
   それやると納期内には完成しそうにないんですよ。
   どうやって断りましょう?」

 B「ん~、あそこのお客さんは、そのまたお客さんから
   要望を受ける立場だからね。正面から断るのは
   あまり得策じゃないかもね」
 A「ただ、他にもまだはっきり決まってない要望がある
   ので、そちらの対応もパワーがかかりそうなんです
   よ。新しいのを受けるのはやっぱり無理だと思いま
   す。」

 B「じゃあ、新しい要望があがってきたら、こんな風に
   言ってみたらどう?

   『新しい要望はお受けします。
    ただ、まだ固まっていない要件があるので、x月
    以降の対応となります。それでよろしいですか?』
   (あるいは、『o円の追加となります』でもいい)

   できない理由を並べて「やらなくていい」と判断して
   もらうのはお客さんにとっても心理的につらいはず。

   やるならこんなことが必要ですよ、という条件を並べ
   て「そんなにかかるなら次バージョンでいい」と判断
   してもらう方がお客さんとしても各方面に話しやすい
   はずだよ。」
 A「なるほど!」


人は感情の生き物である。
さらに言えば、「いい人でいたい」生き物でもある。

結果的に同じ結論へもっていくのであれば、そんな感情もあわせて考えたうえで、お互いにHappyになるように対応していきたい。

※このお話はフィクションです。

at 06:53│コメント(4)トラックバック(0)人は○○な生き物 │

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この記事へのコメント

1. Posted by ohashi   2005年11月16日 14:46
たしかに!
否定文よりも肯定文、というポリシーは目標設定以外でも適用可能ですね。
「夜9時を過ぎたら食べ物を口にしない」
というルールより
「食べ物は夜9時までに食べ終える」
の方が縛られ感が少ない気がします(気のせいか)。
2. Posted by のぶ   2005年11月17日 04:53
これ、すごくわかります。
っていうか、やります。
でも、「それでもいい」って言われて青くなったこともあります
3. Posted by hiroc   2005年11月19日 01:37
ohashiさん、のぶさん、
共感していただき、ありがとうございます。
要は、話の持っていき方なんだと思うんですよね。
4. Posted by こばやし   2005年11月19日 11:53
こんにちは。
逆提案って、大切ですよね。
そうすると、相談に乗っているというのが、伝わりますから。
でも、忙しいと、わかっていても、できなかったりします(笑)。
(ビジネス書書評ブログリング登録ありがとうございました)

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