感情本・人間本

2006年02月02日

メタファーとは「見立て」である。

ばっさり要約するとそういうことが書いてある本なのだが、書きっぷりが僕にとっては難解で読むのが少々きつかった。「そこまで分解したら、なんでもメタファーやがな!」みたいな感じ。

が、四苦八苦しつつ読むなかで「お、おもしろい!」と思えたのは、「メタファーの分類」についての記述。
瀬戸氏によると、世の中のメタファーとは次のように分類できるのだとか。
(画面サイズを大きくして、等幅フォントで見ることをおすすめ)

メタファー

├悟性的メタファー
│ ├一般認識メタファー
│ │ ├擬人的メタファー
│ │ ├食物のメタファー
│ │ ├戦争のメタファー
│ │  etc.
│ └個別認識メタファー
│   ├特定文化メタファー
│   └個人メタファー

└感性的メタファー
  ├外部感覚のメタファー
  │ ├共感覚メタファー
  │ └五感のメタファー
  │   ├視覚のメタファー
  │   │ ├光のメタファー
  │   │ │ ├明暗のメタファー
  │   │ │ └色彩のメタファー
  │   │ └空間のメタファー
  │   │   └存在のメタファー
  │   │     ├位置づけのメタファー
  │   │     │ ├場所のメタファー
  │   │     │ └方位のメタファー
  │   │     └運動のメタファー
  │   ├聴覚のメタファー
  │   ├嗅覚のメタファー
  │   ├味覚のメタファー
  │   └触覚のメタファー
  │
  └内部感覚のメタファー


日常生活でなにげなく使っている表現のなかで「メタファー」を使っていないか、使っているとすればそれはどんな種類のものか、同じことを別の表現でいいかえられないか、などなど、この表を見ながら考えてみると新しいアイデアが生まれてくるかもしれない。

『メタファー思考』/瀬戸賢一(amazon.jp)
 (bk1はこちら





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2006年01月02日

 企画力は、空中にある目に見えないATM機からお金を引き出すことのできるカードのようなもの。著者阪本さんのコトバはいつもイメージが湧いてくる。

 14年前ソフトウェア開発会社で働きはじめた僕は、5年ほど前から「開発屋」としてよりも「企画屋」として生きていきたい、と考えるようになっていた。これまでに大小いくつもの企画をねり、社内で実践してきたが、今ふりかえっても「よっしゃ!」と満足いくものはせいぜい3つ程度。今後も、もっと量を増やして「代表作」を増やしていくつもりだ。

 そんな「企画屋」指向の僕にとっては、この『企画力』は心にたくさんひっかかる箇所があった。特に気になった3箇所を以下でご紹介。

●企画の主語は「自分」
 すべての企画の出発点は、君の「おもい」だ。「思い」でも、「想い」でも、当てる漢字は何でもいい。
 「わしはこうしたい!」
 「世の中にこれをアピールするのだ!」
というおもい。魂と呼んでもいい。
 (中略)
 よくある議論は「ニーズ(needs)」か「ウォンツ(wants)」か、というものだ。結論を先にいる。主語が企画する君自身なら、両方とも必要だ。主語が君自身以外のだれかなら、両方とも無意味だ。
 誰かのための企画であっても、一番最初に熱狂させるべきは自分だ。「アンケートによれば…」なんて話は他人を巻き込むときには有効かもしれないが、まずは自らを納得させられるかどうかを考えてみよう。

●QOLを上げてこそ企画
 企画のゴールをQOL(生活品質)向上としよう。ほんの1ミリでもいい。企画で実現する価値が、生活者・顧客のQOL向上に役立つものにしよう。
 「それで何が変わるの?」に答えられないといけない。「今のままじゃ何がまずいの?」という問いに青臭い答えでもいいから返していこう。言葉を探すことでおもいが固まっていくことだってある。

●「なんじゃこりゃ?」でいけ!
 企画品質を簡単に見る方法がある。企画を目にした人が「ナントカみたい」と言った途端、アウトだ。「なんじゃこりゃ?」と当惑したら、きっとその企画はとても良い出来映えのはず。世界でたった一つのオリジナル。君の企画は、Only One でなくてはならない。
 当惑顔を歓迎しよう。変人と呼ばれることを喜ぼう。その道こそがきっと成功へつづく道。


 本書には、他にも気になるフレーズがたくさん散りばめられている。以下、僕のフィルタにひっかかったフレーズたち。

・企画は通すためにあるのではない。君のおもいを世界に向けて発信するためにあるのだ。
・「サプライズ!」を。企画を聞いた人が、企画書を読んだ人が「アッ」と驚く仕掛けを考えよう。
・企画育てに必要なのは、「この企画を実現するのに、やらなくてもいいこと」がはっきりわかることだ。
・企画している当の本人である君が楽しくて楽しくて仕方がなければ、大成功するし、逆なら、見るも無残な結果になる。
・良い企画は企画した人の身体からにじみ出る、論理を超えた感情から生まれるものだ。
・企画を作ったら、物語も一緒に考えよう。相手に売り込むためには、物語が大切である。

 2006年1月の読書は「企画」をテーマに進めていくつもり。本棚に積んである企画本、これまで読んだ企画本のなかからよさげなものをピックアップしていくので、乞うご期待!


企画心
阪本 啓一著


追伸:
 巻末の「企画品質チェックリスト」はココロに刺さるものがある。今後、企画を思いついた際には常にチェックしてみよう。 続きを読む

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2005年12月31日

…というわけで、2005年も暮れていく。

いろんなことがあったような、それほど大きな「変」化はなかったような、そんな1年だった。
次の朝からは、また新たな1年。また新たな気持ちで迎えよう。

最後に、今年1年間の感謝を込めて、僕の頭と心を楽しませてくれた101冊(確認できたもの)の名前をあげておきます。

来年も素敵な本と人との出会いがありますように。

■2005年に新たな「知」を提供してくれた本と著者の方たち(順不同・敬称省略)
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2005年12月29日

ここに来て本を読むペースが加速中。
昨日の晩買って、朝までに読みきったのがこちらの本。

 ▼『わらし仙人の「売れる自分」のつくり方』/わらし仙人

著者わらし仙人さんは、高松市の「番町書店」で店長しておられ、これまでに30,000冊以上の本を読んだスゴイ人。それだけでなく、小冊子配布・販売サイト「ワラゾン」を運営しておられ、小冊子業界(?)ではとても有名な方。

この本では、わらし仙人さんがブランド人となるための実践ノウハウをたくさん紹介している。
僕が気になったのはこちら。
 だいたい、どんな専門分野でも3回フォーカスすればオンリーワンになれます。
 先の電話帳から、餃子屋が隙間だと思えば、1回目のフォーカスで「沖縄餃子」に絞ります。
 2回目のフォーカスで「沖縄キムチ餃子」に絞りこみます。
 3回目のフォーカスで「沖縄キムチジャンボ餃子」の専門家になったら、おそらく日本でも3人はいないでしょう。この分野で日本一の専門家になるのは、簡単です。


単にスキマを狙うのではなく、自分のこれまでの実績を見つめなおして「天分」を見極め、それを活かしつつフォーカスする、というのがポイント。他にも、ただの建築家ではなく犬小屋の建築家になる、なんてことも紹介されていた。このあたりは先日紹介した『プチクリ』に通じるものがあり、なるほど!って感じ。

もうひとつ、いまの僕のアンテナに激しくひっかかったのがこちら。
 この感動させるテクニックは、松竹新喜劇の藤山寛美さんを研究させていただきました。
 藤山寛美さんの基本は「アホの役」なんですね!
 最初は「アホ」で笑わせてくれますが、最後はその「アホ」から全員が教えてもらうのです。観客も含めてです。
 (中略)
 自分のスタンスを「アホ」とすると、人を感動させやすくなります。
「僕は頭が良いのだ!賢いのだ!」と言ったら誰が感動しますか?むしろ、警戒されるはずです。

だから、わらし仙人の基本姿勢は、「アホ」に決定しました。

ん~、最近の自分をふりかえってみると「ほんと、マジメだね~」なんて言われることが多く、「アホ」さの表現が足りていないことを実感。頭のなかはもっとアホアホしてるんだけどなぁ。

というわけで、このblogのテイストも2006年は素のアホっぽさを増していくことに決定!(笑)

関連エントリ:
『プチクリ』/岡田斗司夫



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2005年12月25日

perit-CRE_pop6_s.jpg
いきなり宣伝!(※)
#…といっても自分の作品じゃないけど(笑)

この本は、買ったその日に一気に読みきり、2005年の「My えぇ本ベスト10」に入るほど気に入った1冊。

タイトルの「プチクリ」はプチ・クリエイターの略で、著者岡田さんの定義によると「プロじゃないけど、楽しんで、自分から自由にクリエイティブしている人」のこと。

「クリエイター」を特別視するのではなく、自らのなかにも発見しようというアプローチがとても気持ちよかった。以下、気になった部分を抜書き。

●才能の見つけ方
本書に記述された「才能の見つけ方」はこんな感じ。

・レッスン1:わからない・興味がないこと=才能がない、と知る
・レッスン2:才能=「○○が好き!」と感じる心、と知る
・レッスン3:好きなことをどんどん紙に書き出す
・レッスン4:才能マップのなかで「表現できること」を囲む

レッスン1~3はカタチは違えど実践できていたように思うけど、レッスン4の「表現できること」を意識する、というのが僕にとっては新鮮だった。

●表現力=才能×コントロール力
上の方法で才能を見つけたとして、その表現力を高めていくには自らのコントロール力がとっても大切。なぜなら、才能の差はせいぜい3倍程度なのに対して、コントロール力の差は10倍~100倍にもなるから。

コントロール力をつけるためにいまの僕に必要なのは、次の2つ。
・続けること
・名乗ること

●プチクリの組み合わせ=個性
プチクリは1つの分野に限る必要はない。じゃんじゃん広げていけばいい。
それがプチクリの真髄のようだ。
 どんどん、いろんなプチクリになってください。
 いろんなプチクリの組み合わせ、あなたの好きなこと=才能の組み合わせは、あなただけのものです。
 この世界広しといえども、同じ組み合わせで才能を持っている人なんていません。あなたの才能の組み合わせ、それはあなただけのものです。
 それが個性です。
 どこにもない、あなただけの世界。
 あなただけの世界、あなただけの個性を、発信すること。
 それがプチクリの生きる道です。


そんなわけで、「人の感情」「知と実践」についてのプチクリとして個性を磨いていこうと思った2005年のクリスマスでした。


※エントリ頭のPOPは、岡田斗司夫「プチクリ」公式ページからお借りしました。

プチクリ
岡田 斗司夫


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2005年11月13日

 「名前っていうのはねぇ 自分自身が良くしていくものやにっ」

piyococcoさんの詩集『cocoronocotoba』のなかで特に気に入ったセリフ。

人生に、初めから与えられて絶対変えることのできない「運命」などはない。与えられたものや引き継いだものを活かしつつ、自分らしい花を咲かせることが大切なんだと思う。

他人と比べたってしかたない。
自らを信じて前に進むべし!

以上、自戒をこめて。

▼関連エントリ
♪呼びかけよう名前を、すばらしい名前を!
寛ぐとき、寛げば、寛ごう!


cocoronocotoba_s.jpg『cocoronocotoba』
piyococco 著


※性別は異なるものの、ほぼ同い年の僕には感じる部分が多かったです。心の奥の方がじんわりとあったまりました。


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2005年10月08日

 この本は、7月に成功おたくさんがblogで紹介されていたのが妙に気になりつつも、その後あたまの奥の方におしこんでしまっていた。

 先日、本屋でとても気持ちよい青空が描かれた表紙に目がとまり、これもなにかのきっかけかなと思って購入した。この選択が大正解!

 小説のストーリーはばっさり省略するが、読後の感想はとても清々しいものだった。僕自身が主人公ルークになった気分で、ウィニーからの教えを学んでいるような気持ちとなり、後半に記された「成功の種子」を素直に読むことができた。

 今朝この「成功の種子」を音読してみたところ、静かな高揚感が得られた。しばらく読みつづけてみよう。

追伸:
 オグ・マンディーノ氏は、japantnさんのメルマガで毎日紹介されている『地上最強の商人』の著者でもある。こちらも気になる一冊。


きっと飛べると信じてた
オグ・マンディーノ 著
牧野・M・美枝 訳


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2005年09月20日

 いま、『心で感じる女 腹で感じる男』という本を読みこみ中。

 自宅本棚の「心理・哲学」棚(って勝手に命名しているコーナー ^^;)に3ヶ月ほど寝かしていたもの。自分のなかの、思考(技術・論理)面にばかり目がいき、感情(芸術性・即興性)の側面に気づいていない多くの男性に向けて書かれている本で、僕にとっては今がちょうど読みごろみたい。

 本書で紹介されている「感情にうまく対処するための三つのステップ」はこんな感じ。

その1 感情に気づく。感情を大切にする。
その2 感情に名前をつける。自分の感じているもやもやした気持ちが何かを見極める。
その3 感情を表現する。感情を表に出す。

 これだけ読むと「そりゃ、そうだろう」と思えるのだが、無意識のうちに抑えている自分がいるようだ。冒頭で書いた「いや、別に。」という、自身の内面から目をそむけるフレーズもついつい言ってる気がするなぁ。

 持論である「人は感情の生き物だ」にも大いにからむテーマ。もっと内面に目を向けて、それでもって言葉にしていこう。

追伸:
 「いや、別に。」の英語訳は、本書の原題をごらんあれ。


心で感じる女腹で感じる男
『心で感じる女 腹で感じる男』
(原題:"Nothing's Wrong" )
デイヴィッド・クンツ


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2005年09月10日

清水店長の本のあとがきで紹介されていて、心にひっかかった本。
近所の偶然図書館で出遭い、運命的なものを感じつつ読んだ。

以下、気になった部分を引用。感想はまた今度。

Letter8:想像力はすべての源 より
・p.65
 人は心の言葉を通して無意識を探ることができます。無意識は、義務や命令の言葉、それに処罰や独裁の言葉、そして自制の言葉にすら屈することはありません。「○○をしなくてはならない」「○○をすべきだ」などという言葉で、無意識を教育しなおすことはできないのです。

Letter9:自分の深みへ降りてゆくために より
・p.72
 いちばんいいのは、誰か信用できる人や、意見をいわずに話を聞いてくれる人に聞いてもらうことでしょう。この「意見をいわずに」というのは大事です。とにかく、考えたり感じたりすることのすべてを思うまま話させてもらうことが必要なのです。恐怖も、夢も、自分が思う自分の限界も、相手の反応にこわがることなく話したいのです。

Letter10:眠っている力を呼びさます より
・p.84
 私の知るかぎり、広い意味でもっとも成功している人々は、自分たちの才能や能力を見いだそうとした人であり、今でもそれを続けている人です。目的とその方向を見すえて仕事をし、自分にとってのその仕事の価値と、他人にとっての価値を常に心にとどめてきた人々です。
 自分と正直にむきあい、変化を起こしたり人生を見つめなおしたりするのに、まだまだ遅くはありません。

Letter11:チャンスは自ら作るもの より
・p.93
 「そんなの、試してみないとわからないじゃないか」と私は答えました。そして彼は、実際に連絡をとってみたのです。今、ふたりは一緒にアルバムを作る準備をしているところです。
 今さらという感じもしますが、自分が正しいと思うモノを求めることでチャンスを呼びこめることもあるのです。そしてときには、単に願っているだけでも。昇級でも誰か好きな人との食事でも、なんでもです。
 人生に訪れるチャンスの量と質は、それにむきあった人のそのときの生き方に比例するものだと思います。

Letter12:いわれたままに生きていないか より
・p.100~104
 とにかく、そういった言葉を通して私たちは自分が何者であり、どうなるべきかを知ることになります。さらに、この刷りこみは無意識下に入りこんで、人の習性をまだ幼い段階で方向づけてしまうのです。この手の言葉の裏に隠されているメッセージをまとめると、次のようになります。
 ・人を大事にしなさい
 ・完璧になりなさい
 ・強くなりなさい
 ・てきぱきやりなさい
 ・努力しなさい
 ・注意深くなりなさい
 (中略)  ボス。私たちは過去にいわれたままに生きていないか、もう一度考えるべきだと思います。なぜなら私たちは、そんなものではないからです。

Letter14:人生のカギはわがままさの中に より
・p.112
 「わがままさとは、
 生きたいように生きるということではない。
 周囲の人々を、思うように生きさせたいと願うことだ」
                オスカー・ワイルド

・p.114
 自分の能力を自覚し、いい意味でのわがままさを身につけてはじめて、人は自分を愛するように他人をも愛せるようになるのではないでしょうか。自分をじっくり見つめ、認め、愛さないかぎり、本当の意味で人を愛することはできないと思います。

Letter16:自分探求の旅へ より
・p.126
最愛なる友へ  さあ、今こそ仮面を捨て、鎧を脱ぎ、自分をさらけだすときです。思いこみ、プレッシャー、そして憂鬱の世界から抜けだすために。
 さて、私がずっと手紙を書きつづけている「ボス」が、本当は自分自身であると、打ちあけるべきがきたようです。私たちは同じ人間なのです。私ははじめから、自分に宛てて手紙を書きながら、答えを探しつづけていたのです。
 今、ようやく私が自分の人生のボスであると受けいれるときがきました。人生の方向性を定めるときが。
 それと同じように……
 あなたもまた、あなたの人生のボスなのです。

・p.129
 まだ気づいていないかもしれませんが、あなたはずいぶん遠くまでやってきたのです。
 どうか、おめでとうといわせてください。
 生きることは、本当に冒険そのものです。
 探求の冒険なのです……。

●p.131
 人生には絶え間なく問題や責任が降りかかり、いったい誰が人生のカギをにぎっているのか、そして、人生がいったいどの方向へむかっているのかを問われることになるでしょう。
 その問いかけは言葉ではなく、感情でなされるものです。不愉快で、ときに痛く、人を惑わせるような感情で……。正しい方向にむかわず、幸福への歩みを止めてしまっているときは、体にそれが表れることになります。ストレスを感じ、具合が悪くなり、苦しい思いをすることもあるでしょう。
 本当の欲求と無関係の生き方をしていると、なにかがおかしいというメッセージが発せられるのです。そして人は体や心を病むようになってしまいます。
 とにかく大事なのは、自分のホームを見つけ、内なる声に耳を傾けて自分を探し、未来への方向性を決めることなのです。
 やがて時間がたち、私たちはゆっくりと気づくことになるでしょう。自分を見つけ、道を歩み、自分の決めた方向へと進み、どの一歩も人任せではなく自分自身の足で踏みだしてゆく、大きな喜びを。

Letter17:「人生の脚本」は書きかえられる より
・p.136
 幸運なことに、この「人生の脚本」は、書きあげられたときには映画の脚本と同じように、まだまだ書きかえがきくようになっています。忘れてはならないのは、この書きかえがされるのは、人が新しい脚本家となり、人生をどう生きようかと考えて「よし、じゃあこう変えてみよう」と決心したときだけだということです。鉛筆と消しゴムを手にもち、自分が思いえがくように書きかえていくことができるのです。

Letter18:仕事は情熱を表現する手段 より
・p.152
 仕事とはそんなふうに、「これをしなくちゃいけない」ではなく「これをしたい」という思いでするものです。
 (中略)
 やがて仕事は自然に、クリエイティブな表現へと変わってゆきます。稼ぐために働くという意識はなくなり、表現と創作の手段となってゆくのです。
 それとは逆に、喪失への恐怖を動機に仕事をしていると、気持ちがくたびれ、疲れはててしまいます。そのようなとき、人の天職と本職はかけはなれてしまっているのです。このことは、これまでの手紙にずっと書いてきたとおりです。
 深く本質的な欲求を見ながらベストをつくしていかないかぎり、成功をつかむのはとてつもなく難しくなってしまいます。

Letter19:あきらめぬ忍耐をもつ より
・p.162
 その心は、
 忍耐力をもつこと。そして、明日まで延ばさないこと。
 なぜなら、明日もまた今日であり、今日にはまた明日があるからです。明日はいつまでたっても明日でしかありません。「明日しよう」と思ったことは、今日するべきなのです。

Letter21:成功の基準を決めるのは自分
●p.175
 自分を見つけ、自分を見いだし、自分になる……。
 それが自分なりに生きるということです。
 やがて人生は、あなたが思うよりも大きく応えてくれることでしょう。
 人が望む自分の姿を考え、それに合わせて生きていくのではだめなのです。

Letter24:無意識の自分に手紙を書く
★p.192
 この手紙でお伝えしたいのは、あなたが自分で決めたゴールにむけて歩きだすための、簡単なエクササイズです。読んでみて、それからどうするか、あなた自身が決めてください。ですが、できれば実行してみてほしいと思っています。これまでの経験から、それが人の役に立つのを私は幾度となく目にしてきました。
 それは、無意識の自分に宛てて、こんなことを伝える手紙を書くことです。
 ・今の毎日をどんなふうに感じているか。
 ・もうやりたくないこと。変えてしまいたいこと。
 ・あなたの望む人生と、どれだけそれを熱望しているのか。
 ・その人生を勝ちとるために、どんな手段を使うつもりなのか。
  そして、心の中にいるあなたの内なるボスに宛てて、こんな手紙を書くことを強くおすすめします。
 ・本当の自分の姿について。
 ・あなたの生きたいと願う場所、状況、感覚、そして歩みたい道について。
 ・深く、体を突きうごかす情熱について。

・p.194
 戦略家というのは、おおむね三つのことをするものです。計画、運営、そして実際の準備です。戦略というのは、行動のための下ごしらえのことです。あなたがこれから書く手紙には、こんなことを盛りこむといいでしょう。
 1、なぜ変化を起こしたいと思っているか。
 2、願いごとリスト。
 3、実現するために不可欠なもの。
 4、どれだけ時間がかかりそうなのか。
 5、決意表明。

Letter25:人は三つめの脳をもてるか
・p.208
 そう考えると私には、人は「よきボスになるための賢き心」をもっているように思えてなりません。人として生きるということは、感情や情緒をもつということでもあります。私たちは感情の動物なのです。
 よきボスは自分を知り、自分にどう耳を傾けるかを知り、自分に許可を与え、自分の才能や技術に誇りをもたせてくれます。そして、自分にも周囲の人々にも、深い敬意をもたせてくれるのです。
 よき心なくして、よきチーム、よき組織、よき会社を作ることはできません。ボス、つまり社長が雇用者の情熱や才能をどう活かすかを知ってこその会社なのです。
 自分に対してよきボスになれないかぎり、人に対してよきボスになれるはずがありません。これが、リーダーシップをもつことへのカギといえるでしょう。

レターズ・トゥ・ミー
アレックス・ロビラ著


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2005年08月28日

今週は2冊了!

8/25了
『まず、自分の力で歩いてみなよ!』/清水克衛
 購入したその日に読了。感想は別エントリにて。

8/27了
『意志力革命』/ハイケ・ブルック、スマントラ・ゴシャール
 エネルギー&集中度をあげて「目的意識型マネージャー」になる方法が書かれているのだが…。いまの僕にはタイミングがあっていない感じ。

(入荷本)
 ・『まず、自分の力で歩いてみなよ!』
 ・『Letters To Me』(清水さん本のあとがきで紹介。
            その後、図書館で発見!)

hirocの本棚

◎年間100冊まで、あと?冊!


hirocの七徳 実践記録■(昨日の結果) 続きを読む

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