2006年01月09日

3連休の真ん中の昨日は、家族3人でひとり芝居(ひとり即興?)を観にいった。演者は、インプロバイザー(即興役者)のんべさん。僕の勤め先での先輩だ。

銭湯の二階という変わったロケーションでくりひろげられる舞台は全9幕で構成されていて、お客さんが書いた言葉をランダムにとりだしての即興芝居あり、禁酒をテーマにしたひとり芝居あり、ボンゴの華麗なる演奏あり、即興でカードの言葉をもとに歌をつくってみたり…という多彩なショー。客席にいる僕らは、あるときはワクワクし、あるときはドキドキし、そしてほとんどの時間は大笑いし、という感じで100分の時間があっという間にすぎていった。ほんと、のんべさんはエンターテイナーだ。
#そういえば、僕が入社した頃から「歌って踊れるシステムエンジニア」という肩書きをもっておられたような(笑)

そんな楽しいステージのなかで僕が一番心に残ったのは、「天邪鬼(あまのじゃく)」という仮面劇。一転、シリアスな演技で、僕らがふだん意識していないけど確実にもっているような「人からよく見られたい」「人とつながりたい。けど、拒絶されるのは怖い」といった心理世界をじっくりと描いていた。人前でかぶる「仮面」は心の平安のためには便利だけれど、根本の解決にはつながらないってことなのかな。

とにもかくにも普段の生活とはまったく異なる体験ができた。
五感をゆさぶる舞台をプレゼントしてくれた、のんべさんに感謝!


at 09:54│コメント(0)トラックバック(0)想! │

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字