2006年01月08日

先日読んだ新聞記事より。

フィギュアスケートの村主章枝(すぐり・ふみえ)さんへの「自己管理術」についてのインタビューで、こんなやりとりがあった。
-スポーツ選手として日頃意識していることは。

 (中略)

「知識を高めるためにそれ以外の本(引用注 集中力に関するもの以外)も色々読みます。実用的な本が多いですが、コーチングの本などは面白いですね。ビジネスマン向けの本ですが、スケートにも当てはまるんです。私は教えられる立場ですが、本を読んで勉強することで、先生(佐藤信夫コーチ)はこういう事を思って言っているのかな、と分かってきたりする。こちら側もやりやすいんです」

(出典:日経産業新聞 2006年1月5日 19面「村主流 自己管理術に学べ」)


コーチとして活躍する人たちはほとんど自分自身にコーチをつけているらしい。もちろん、コーチング技術を高めることが主目的だろうが、コーチングを受ける立場を理解するためにも重要なことのようだ。

一方、コーチングを受ける立場の人がコーチングを学ぶという話はあまり聞いたことがなかったが、考えてみれば確かに有効そう。

逆の立場からの視線でうまくいく方法を見つける、というアプローチは他の分野でも活用できそう。フォロワーとしてリーダーシップを学ぶ、顧客としてマーケティングを学ぶ、施主として住宅建築を学ぶ etc.

意識して逆の立場にたってみよう。


追伸:
 Wikipedia上の村主さんのページをみると、大学では教育学部に在籍していた、とある。コーチングについてはその頃に勉強したのかも。


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