2005年08月03日

mixi をさまよっていたら、本にまつわるおもしろそうな試みに出会った。

 ▼book room [encounter.]

「エンカウンター」は、会員制・予約制・入場料制の、まったくあたらしい読書スタイルを提供するブックルーム。
2006年秋までたった1年ちょっとの間だけ、横浜・馬車道にオープンします。

部屋に入ると、本が一冊ずつクラフト袋に包まれ、中身の見えない、作者もタイトルもわからない状態で本棚に並んでいます。
訪れた人は、その中から直感的に選び、包みを開封することができます。
そして、偶然に出会った一冊の本を好きなように眺め、気に入れば購入することができます。

一方、気に入らなかった場合や、気に入ったけれど欲しいものではなかった場合は、 その開封した本に挟まれている用紙に、本文の印象的な箇所を引用しながら、次にその本を手に取る人へのメッセージを残さなければなりません。

メッセージを書き終えたらそれを本に挟み、その本がもとあった場所に、袋には入れずに戻します。

袋に入った本を選ぶという闇鍋風(?)のドキドキ感に加えて、手にとった本のPOPを書くような感じで他の人の本との出会いにかかわれるのもおもしろそう。

その場で読むのはもちろん、気に入れば買って帰ることもできる。

図書館+リアル古本屋+BookCrossing 的な感覚のするこの[encounter.]は、横浜・馬車道で2005年8月8日にオープン予定。オフィスが近所にある僕は、さっそく会員登録しちゃいました。(^^;。


▼関連URL
日録「エンカウン亭日乗」
 →[encounter.]の立ち上げ・運営の裏側が見えるblog
book pick orchestra
 →[encounter.]の運営母体。
  サイト上の総合案内所によれば「本のある生活をより身近にしていくために、そして人と本とが出会う素敵な偶然を生み出すために、実験を続けるユニット」なのだとか。素敵な心意気!

at 07:46│コメント(2)トラックバック(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by のぶ   2005年08月04日 04:37
こんにちは!
ココ、面白そうですねー!!!
遠くて利用できそうにないのが残念です。
それにしても最近の古本屋事情って変わってきてるんだなあってビックリしました。
2. Posted by hiroc   2005年08月05日 06:58
のぶさん、こんにちは。
先日申し込んだところ、スタッフの方からさっそく連絡がありました。来週あたりに覗いてくるつもりです。
これまで古本屋ってあんまり利用していない(ブックオフで何冊か買った程度)のですが、これを機に楽しみ方を知りたいなと思ってます。

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