2004年10月25日

「がんばる」っていう言葉はわりと好きだ。 自ら発した場合には、気合をいれることになるし、他の人の口から出てきたときも、それが自発的に発せられたのであれば素直に応援したくなる。

一方で、他人に対しての「がんばれ」という言葉はある時期から使わないようにしている。ゆうきゆうさんのblogを読んでそんなことを改めて意識した。

 ▼ゆうきゆうの快感アメーバ心理学:山田先輩の励まし方
 「がんばって」という言葉から「がんばらないと、あなたはダメなんだよ…」というイメージを無意識のうちに受けてしまう人もいるのではないでしょうか。またどうしても「がんばって」には、「外から声をかけられている」というイメージがあります。
これに対して「がんばるな」「がんばりすぎるな」という言葉は時々使う。ゆうきさんのblogでは次のように続けられている。
 これに対して「がんばりすぎないで」は確実にプラスな気持ちを伝えることができます。さらに伝えられた人はリラックスして仕事にのぞむことができ、あなたという安らぎを確かに感じ、あなたに強い好意を抱いてくれるはずです。
 ある程度親しく好きな相手に『がんばって』というくらいなら、『がんばりすぎないで』と言ったほうが数倍グッド。「あなたはいつもがんばっている」と相手の自尊心を満たすことができると同時に、「がんばらなくても、あなたには価値があるんだよ」という気持ちも伝えられる。
好意を抱かれるかどうかは別として(笑)、

 「あなたはいつもがんばっている」
 「がんばらなくても、あなたには価値がある」

というメッセージは、子供など近しい人にはぜひ伝えてあげたい。

前提は「十分にがんばっていること」なのであまり濫発すると甘ちゃんになりそうだけど、親として常に意識しておきたい言葉である。

▼書きながら思い出した本
『ガンバレ、自分!』/野中ともよ
 タイトルは逆接的だけど、自分の価値を信じて進もうって本でした。

at 06:53│コメント(0)トラックバック(1)揺! │

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