2004年01月22日

ここのところ、先日のエントリで紹介した『考具』に載っていた道具や手法をちょこちょこと試している。

なかでもやっていておもしろいのが通勤路での「カラーバス」。いろいろと発見があるのである。

 ※カラーバスとは、
  意識するもの(例えば色)を1つ決めておくと、自然とそれに関連する
  アイテムが目に飛び込んでくるという手法

この前は「青」と決めて歩いてみたところ、電車の優先席ポスターや、街角の案内表示が目にとまった。

さらに、見えたものから派生して、特定の会社のタクシーがかなりたくさん走っていることや、白地に青の看板がやたらたくさんあることに気がついた。おかしかったのは、毎日見ていたフィリピン・パブの看板に「あなたもインターナショナルな雰囲気にチャレンジ!」って書いてあったこと。これまでまったく気づかなかった!

ちょっと意識をもつだけで、同じ道のりでもより多くのことが得られるようになるのは不思議。

「最近、いいアイディアが浮かばなくって…」という方は一度お試しあれ。

2004/5/28追記:
 ヌーベルブログで、北村 貴さんが「カラーバスはこちら参照」と紹介してくださった(感謝!)。ただ、僕は提唱者でもなくただ実践しているヤツなので、本家ページ“考具”で見つけた関連記事を2つ紹介しておきます。カラーバスにご興味のある方はぜひこちらも読んでみてください。
 ・Q&A: カラーバス、がよく分からない・・
 ・Notes: ことわざ・名言でも『カラーバス』。

2004/8/11追記:
 カラーバスについて以下のページにまとめてみました。
 Knowledge/カラーバス - Knowing-Doing
 実践して効果が出た方がおられれば、コメント or Trackback してみてください。

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1. カラーバス  [ FROLOG ]   2004年03月11日 22:30
英会話で、自分の知っている単語ってはっきり聞こえますよね?これって、視覚情報にもいえることで、自分の気になっていることや知っていることは目に付きやすくなっているそうです。書店やレコード店で自分の持っているものって、すぐ見つかりません?これがそうなんです。 で、これを意識的に行うのが「カラーバス」。例えば「今日のラッキーカラーは緑」って決めると、いつもより「緑色」のものが目に入ってきます。普段見慣れている家の中でさえ緑のものが目に付くはずです。 で、これの応用でおもしろいなあって思ったのが、書店での活用。みなさん書店ではどのように本を探してます?大抵の場合、ジャンルや作者で探しますよね?それを色で探してみるんです。すると、意外な掘り出しものが見つかったりして。読みたい本が決まっていないときにはおもしろそうですよね。僕はまだ試していないので今度試してみようと思います。 「カラーバス」は「考具」で知りました。この本、他にも様々な考えるための道具(考具)を読者に手に入れさせてくれます。考えることって、どんなことにでも必要なので読んでおいて損はないですよ。...
2. アイディアがほしい時に使う本…「考具」(加藤昌治)  [ 自分残思徒然 ]   2006年10月01日 23:22
加藤 昌治 考具―考えるための道具、持っていますか?     タイトル通り、考えるための道具、それがこの本。 カラーバスやマンダラートなどなどの考える道具を紹介。     なにか新しいアイディアがほしい時、 その新しいアイディアへと導いてくれる手法を...

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