2004年05月

2004年05月31日

僕は今年で社会人生活13年目となる。その間、ずっと1つの会社に勤務していたわけだが、「なんか色々やってきたなぁ」という思いもあるし、一方で「まだまだベテランというにはほど遠いね」という自省もある。

で、会社の方はといえばもうすぐ設立20年を迎える。こちらも「色々やったなぁ」と「まだまだだなぁ」が入り混じっているように思う。

最近、とある社内プロジェクトで、これまで自社で行ってきたチャレンジをふりかえるという作業をしている。自らが身近で関わったものもあれば、初めて聞くようなものもある。同じ施策についても人によって評価が分かれるものもあったりして、議論していると面白い。

個々のチャレンジ施策については、今も継続していて「成功」と呼べるものもあれば、結果的には「失敗」と判定すべきものもある。また、志高くはじまったものもあれば、中にはなんとな~く始まりなんとな~く終息したものも…。

議論の中でたどり着いたのは、白黒はっきりした良いチャレンジと悪いチャレンジがあるわけではなく、それぞれについて教訓として学ぶべき点があるということだ。結果が失敗だったものは、プロセスから何から(ひどいときには関わった人まで)悪者にしてしまいがちだが、それではせっかくの高い勉強代が泣いてしまう。うまくエッセンスを拾い上げて、次につなげていかなきゃもったいない。

今回のプロジェクトでは、これらのふりかえりやその後の検討を加えて、今後実施すべきチャレンジを提言することになっている。これからまだまだ検討・調査・議論を深めていく必要があるが、のちに振り返って、意味・意義のあるチャレンジだったね、と言われるようなものにしていきたい。

もちろん、そのチャレンジの輪の中心に自分がいて、結果が成功ならなおHappyだ。

at 06:50│コメント(0)トラックバック(0)想! │

2004年05月30日

♪奥様の名前は「サマンサ」
 そしてダンナ様の名前は「ダーリン」
 ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました
 でもただ一つ違っていたのは「奥様は魔女」だったのです・・・

いま30代くらいの方はきっと知っているTVドラマ、「奥さまは魔女」のオープニングメッセージ。(上のフレーズはガッシュさんのテレビ探偵団 海外テレビドラマ(2)より拝借)

我が家の「奥さま」が魔女、ではなくbloggerの仲間入りをして1ヶ月がたった。エントリはすでに49件で、2日に3件のペース。なんだかはまってきたらしい。

独身時代には彼女の書く文章をまとまって読む機会がけっこうあったけど、今はかなり新鮮な感じがする。書きっぷりそのものも楽しめるし、たまに「へ~、そんなこと考えてたのかぁ」なんて発見もある。(ま、このあたりはお互いさまだけど)

ネットを眺めていると、夫婦でblogを書いている人もちょこちょこみかける。blogだけでコミュニケーションになるとコワイけど、お互いの独自の世界を広げていく意味ではいい効果がありそう。

どちらが長く続くか、明るく競争するとしよう。

 ▼気ままにHappy!

at 08:03│コメント(0)トラックバック(0)想! │

2004年05月29日

今週は2冊。
それぞれに、いまの仕事上でちらっと関連ある本でした。

5/24了
伝える力/久恒啓一+NPO法人知的生産の技術研究会
 「よむ」「かんがえる」「かく」の3領域で独自の論をもつ10人が語る自己表現の本。
 僕が気に入ったのは、轡田さんと村松さんのパート。あと、岩井さんの「色」というテーマから表現を語るのも新鮮だった。
 今後「伝える」ションで多いに参考にしたい。

5/28了
虚妄の成果主義/高橋伸夫
 実験・実証を重んじる高橋さんだからこそ、「日本型年功制」の再評価が説得力を増す。 たしかに、パイを奪い合う成果主義(=なんでアイツがオレよりも…)っていうのは逆効果かもしれないな、という思いを強くした。
 仕事の報酬は次の面白い仕事って論にも納得。どことなく田坂広志さんにも通じるねぇ。

at 10:26│コメント(0)トラックバック(0)感情本・人間本 │

2004年05月28日

ここ数日ずいぶんblogへのアクセスが増えていたので「なんだろな」と調べてみたら、ヌーベルブログの北村 貴さんのエントリ「27.9% - 「量」という視点」から以下のエントリがリンクされていた。

 ▼通勤途中にカラーバスやってみた

これは僕のオリジナルではなく、本に書かれていた“カラーバス”という発想法を試してみたってエントリなんだけど、それなりにうまく説明できていたみたい。何かのお役に立ててればいいなぁ。

そんなわけで、久しぶりに新しいカテゴリを追加。題して "Knowing-Doing"。
「知識は活用されなきゃ意味がない」と説いた本『変われる会社、変われない会社』(原題 Knowing Doing Gap)からいただき。せっかくいいアイデアがあるならば、みなで共有して試してみようというカテゴリだ。これからぼちぼち投稿していくとしよう。

 ◇ ◇ ◇

さて、1つ目の投稿は「WG(Working Group)の作り方」。
先日試してみてそれなりにうまくいったような気がするのでご紹介。

オリジナルは、『問題解決ファシリテーター』(堀 公俊 著)の「第2章 1. チームの力を問題解決に結集させる -プロセス・デザイン-」より。本文の一部を要約して掲載する。

---
 バラバラな個人の集まりをチームとして機能させるには、今から述べる五つの要素が欠かせない。デザインすべき内容の順番に沿って説明していこう。

1.目的(狙い)
  問題解決を始める前に、チーム内に浸透させておくべき活動の狙い。企業でいえば、ミッション(使命)にあたる要素。

2.アウトプット・イメージ
 活動によって生み出される成果物のイメージ。
 目的が共有されていても、つくりあげるもののイメージが食い違っていると、集める情報も議論のポイントもずれてしまう。

3.活動プロセスとスケジュール
 アウトプット・イメージに至る道筋が活動プロセス。企業でいえば戦略や行動計画にあたる。どんな情報(インプット)をもとに、どのようなやり方で(処理)、何を生み出していくか(アウトプット)を基本単位として、その繰り返しをチェーンのようにつなぎあげていく。
 それを具体的なスケジュールに落とし込む。

4.役割分担
 リーダーや補佐役を決めたり、テーマや機能に応じてチームを個人やグループに分割したり、適切な役割分担があってこそチームの力が有効に発揮できる。本人の意思を尊重しながらも、適正やバランスを見ながら役割分担を行う。

5.行動規範
 問題解決活動を進めるにあたって、メンバーが共通の価値観を持っておくことは、連携のとれたチーム活動に欠かせない。その価値観を行動規範と呼び、企業でいえば行動指針にあたるものである。

---

これを1枚の絵にして、関係者で共有しておくと活動がすんなり進んでいきそうだ。

これから自分がかかわるワーキンググループでは必ずつくるようにしよう。

at 16:32│コメント(0)トラックバック(0)践! │

2004年05月27日

このカテゴリ(=心揺さぶる)は久々の投稿。

聖幸さんの「2ちゃんねる独身男板で感動する俺」と、ゆうっちさんの「その時間はムダじゃない」を経由して「電車男 Mission.1 緊急指令 「めしどこか たのむ」」を知った。

最初は「やっぱり2ちゃんねるは、(自分には)よくわからん世界だなぁ」と思いつつ読んでいたのだが、気付くと1時間以上もよみふけっていた。

電車男さんのまっすぐな生き方が、この素敵な結果につながったんだと思う。

いや~、心揺さぶられた気持ちのよい朝でした。
(紹介してくれた聖幸さんと、ゆうっちさんに感謝!)

at 07:12│コメント(0)トラックバック(0)揺! │

2004年05月26日

自己顕示欲、プライド、負けん気、ライバル心……。

自らの内面に向いているとよい効果を生むこれらの感情だが、人との会話の中ではなるべく表に出ないようにした方がいい。

境界線: 好意が義務になる瞬間で次の文章を読んで、改めてそんなことを考えた。
---
たとえば、自分が担当している仕事について、
同僚が関係しそうな資料を送ってくれた。
あいにく、その資料は、
既に自分が目を通したものだった。

そのとき、何と言うだろうか。
もしかしたら、このように言うことがあるかもしれない。

「ありがとう。でも、その資料は、もう持ってるんだ。
 もう少し早く教えてくれたらよかったのに、残念。」

   ◇

しかし、この一言は、言ってはいけない言葉。

なぜなら、この言葉が投じられた瞬間から、
もともと好意であったものが、
あたかも義務であるかのように論じられてしまうから。

---

シュンペータさんも書いているように、「でも」から先は言ってはいけない言葉だと思う。この場面で口にするなら、

 「ありがとう。参考にしてみるよ」

これだけで十分である。

もしさらに新しい情報が不足している状態なら、

 「ありがとう。○○な観点でも情報を探しているんだけど、
  何かよさそうなものがあったら教えてくれると助かるなぁ」

という言い方でもいい。

とにかく、自分のために探してくれた行為そのものへ感謝することがまず大事なことであり、頼まれてもいないのに相手がくれた資料そのものを【評価】する必要はないのだ。

 * * *

偉そうに書いているが、僕がこういう行動をとるようになったのは5年ほど前に『人を動かす』(D・カーネギー著)を読んでからのこと。読んだとき激しくハッとさせられたくらいだから、それまでは言ってはいけない言葉を口にしてしていたんだと思う。

カーネギー本は「聖人君子たれ!」と言っているようにもみえるが、決してそうではない。「そういう行動をとることで、結果的に自らによい影響がありますよ」ということを説く、とても合理的・実利的な本である。

マズローの欲求階層説にもあるとおり、人は「自尊心の欲求」をもっており、つい相手より自分のことをよく見せようとしたがるものだけれど、そこをぐっと我慢してみる。最初はややストレスがたまるが「自分のため、自分のため…」と言い聞かせてふんばる。(^^; そんな行動を続けていると、いつの間にか周りにいる人たちが協力的になってくるから不思議だ。

他人を変えるのは難しい。というか、本人が意識しないかぎり変わらないと思う。
けれど、自分の行動を変えるのはちょっとした意識をもつだけですぐできる。

相手を変えようとムダなパワーを使うよりも、自分の行動を変えることで気分よく生きたい。これもまたカーネギー氏から学んだことである。

このエントリをきっかけに、あらためて意識していこうと思う。
大事なことを思い出させてくれたシュンペータさんに感謝!

『人を動かす』/D・カーネギー
 原題は、How to Win Friends and Influence People
 これ(↓)は新装版。僕がもっている旧版はやわらかテイストのイラストでした。
b93n5r62.JPG


at 06:12│コメント(4)トラックバック(3)想! │
この時期、3月期決算の企業では新年度の各種行事がひと区切りついた頃だろう。

加えて、成果主義人事制度をとっている会社では、昨年度の個人評価もそろそろ決着がついたのではないだろうか。僕の所属する会社もちょうどそんなタイミングだ。

昨年度初めにたてた目標をふりかえり、実績が目標をうわまわったか、あるいはどこまで迫れたかを自ら評価し、上司とも面談する。全社的にみれば恐ろしく時間のかかるプロセスだけれど、しっかりコミュニケーションをとって進めればこの作業はムダではない。自らのやるべきこと・やりたいことや、上司からの期待を再確認して、次へ進むステップになるからだ。

成果主義人事制度というのは、この達成度によって給与や賞与が決まる、というもの。合理的だと思うし、それなりに納得度はある。ただ、原資一定の条件では社員同士がパイを奪い合う構図となり、なんともいえないモヤモヤ感がある。

そんなことを考えていたら、いま読んでいる『虚妄の成果主義』の中で次のような記述に出会った。
---
「賃金による動機づけ」という迷信の呪縛から抜け出してしまえば、嘘偽りのない姿が見えてくる。今からでも遅くはない。従業員の生活を守り、従業員の働きに対しては仕事の内容と面白さで報いるような雇用システムの再構築を図るべきなのである。それが「日本型年功制」の目指すべき姿でもある。
---

「従業員の働きに対しては仕事の内容と面白さで報いる」という部分にはなるほど!と納得。僕が求めているのもこれなんだよな。

その後、読み進めていて著者高橋伸夫さんの毒の効いたフレーズが目に入ってきた。
---
その会社にいて、自分の10年後の未来の姿にある程度の期待ももてないような人が、その会社の10年先のことを考えて仕事をするわけがない。
---

うん、そりゃそうだ。

 * * *

  年功制 vs 成果主義

これまで深く考えずに「成果主義」の方が納得度が高くていいと思っていたけれど、役職やポストで人物が正しく選抜されさえすれば、年功制給与も悪くない気がしてきた。

この件、もうちょっと考えてみよう。


追伸:
 もちろん僕もお金が嫌いなわけではないので、たくさんもらえれば純粋に嬉しい。ただ、「なんであいつの方がが俺よりも…」みたいなのはやりたくないなぁと思う。(気にしても疲れるだけだしね)

at 00:51│コメント(0)トラックバック(1)想! │

2004年05月24日

 blog を毎日書く!

そう決めてから半年近く立つ。1月末に1日サボったあと毎日更新を続けているので、連続投稿記録はかれこれ4ヶ月近くになる。

その間、朝5時に起きてみたり、街で見つけたネタを手帳に書き留めたり、モブログの設定をして携帯から写真を送ってみたりと工夫をしながらどうにか書き続けているが、やっぱり悪戦苦闘の日々である。

そんな僕からみると、轡田隆史(くつわだ たかふみ)さんは神みたいな存在だ。

轡田さんは、朝日新聞の夕刊1面のコラム「素粒子」を8年間毎日書き続けた方。基本的にネタは書き溜めせず、一日一日ウンウンうなって締め切りまでに入稿する、そんなことを続けていたそうだ。

 ▼『伝える力』/久恒啓一+NPO法人知的生産の技術研究会 編
  「書く 轡田隆史」より。

轡田さんの語る「書くコツ」には次のようなものがある。

 ・どんな文章でも0点にはならないと信じて書き続けていく
 ・自分が知っている「誰か」を具体的に想定して書く
 ・1行目の書き出しは、与えられた課題から離れた表現ではじめる
 ・感想は書かない
 ・悲しい記事を「悲しい」ということばを使わずに書く
 ・パッと断言してみて、断言した理由を説明する
 ・自分という読み手のために話し、書く

特に僕がハッとさせられたのは、3番目の項目。ここ1週間のエントリで2つもタイトルと1行目がかぶってた。いやはや…。

あと、6番目の項目も言われてみれば「なるほど!」な内容。まず言い切る、っていう姿勢は今後どんどん試していきたい。

というわけで、これからこの2つを意識していくつもり。blogの投稿を楽しむアイデアをいただいた轡田さんに感謝!

at 16:27│コメント(0)トラックバック(0)!! │

2004年05月23日

昨日、息子の小学校で運動会があった。
1学年2クラスしかいないので、ほとんどの競技が2学年合同開催。出番が頻繁にあってけっこう忙しい。

徒競争、つなひき、大玉ころがし等がにぎにぎしく進行し、最後から3つめの競技として3・4年生によるダンスが行われた。演目はなんと「ジンギスカン」。僕が子どもの頃はやっていた ♪ジン、ジン、ジンギスカ~ン!! ってヤツだ。

男の子も女の子も手足にポンポンをつけて器用に踊ってた。しかもイヤイヤでもなくえらい笑顔だ。かなり練習をつんでいるにちがいない。一方、演奏&歌は、先生たちがこの日のために結成したバンド。なにやら気合いが入っているなぁと思ったら、この小学校では毎年3・4年生がこのダンスをやるらしい。そんなわけで、3年生以上は全員が踊れるんだそうだ。

アンコール(!)では、3・4年生に加えて、5・6年生や卒業生もダンスの輪に加わっていた。つられて、まだちゃんと覚えていない1・2年生まで飛び入りする大騒ぎに…。

いやはや、こういう伝統ってなかなかいい。
曇り空で寒かったけど、陽気な気分になれた土曜日でした。

 ▼Amazon.co.jp:グレイテスト・ヒッツ/ジンギスカン
  →1979年頃日本でもディスコを中心に大ヒット。
   唄っていたのは西ドイツ(当時)出身のグループ。その名もジンギスカン!
1pr39b3i.JPG


at 17:14│コメント(0)トラックバック(0)

2004年05月22日

今週は1冊。
ちょっと睡眠不足気味で、電車の中で眠っちゃうことが多かったからかも。

5/19了
問題解決ファシリテーター/堀 公俊
 ファシリテーションをビジネス上の問題解決を中心に解説した本。
 堀さんは、本書執筆時は準備段階にあった日本ファシリテーション協会を立ち上げ、現在は同協会の会長。
 p.15のファシリテーションの定義が気に入った。
 「最大の成果が達成できるように、またメンバーの満足度も高くなるように手助けを行い、組織による問題解決を促進させること」(一部加筆)
 で、こういうことを行うファシリテーターは「意見ではなくプロセスをコントロールすることによって、組織の意志決定の質を上げる」のが役割とのこと。なんか納得である。

 →目指せ、ナレッジファシリテーター!!

追伸:
 今週は入荷本(=購入本)がなんとゼロ冊に!
 しばらく積読本の消化に入ろうかと思います。

at 23:51│コメント(0)トラックバック(0)感情本・人間本 │